大田区のこのあたりでは、
昼間の時間帯も銭湯に来ることが
特別ではないという感覚があると思います。
土日祝日はとくにそうですよね。
もともと東海道の宿場町で、
お土産の麦わら細工を売る店があったり
森ケ崎の温泉旅館があったり、
大森海岸には芸者置屋や料亭があったりという
土地柄、風土が今も消えずに残っているからかもしれない
と、思われたりもします。
その土地その土地にしみ込んだ、
そうした空気みたいなものが流れ続けるのは
全国どこへ行っても同じような景色しか見えなくなった今日においては
大事にしたいものです。
江戸時代の大田区が描かれた絵があります。↓↓↓↓↓
麦わら細工を売る店の様子がおもしろいですよ。
江戸名所図会 大森
和中散という薬を売る店がコマ番号74
左上コマ番号で一つ戻った 73が、麦わら細工の店の絵です。
絵の中の右端のほう、
トラやイノシシやウシの細工物が並んでいるところが
かわいい!
東海道を通った旅人たちが身近に感じられます。
ってことで、郷土大田区を知って特徴を大事にしたいね、
っていうお話です。
銭湯もその一つとして・・・。
きょうの話題として、2階飲食フロアに
絵本が増えたよ!
っていう話題もあります。
見てね。